Project05Vol.12030年、すてきな暮らしのヒントは
“自然”のなか!?(ワークショップ編)

未来のあたりまえを考える ネイチャー・テクノロジーワークショップ

2014年6月18日更新

はじめに

そう!豊かな暮らしを作るカギは“自然”のなかにある!

水やエネルギー、食べ物の不足、地球環境の悪化などによって、環境・エネルギーに関するさまざまな制約が頂点に達すると予測されている2030年。今、地球が抱える深刻な問題を考えると、いろいろなことを我慢しなくてはいけなくなるでしょう。

地球環境も改善して、ひとりひとりの心も体も元気に暮らすことって、できないの? 今、わたしたちが考えるべきなのは、そんな「豊かな」暮らし方。じつはそのヒントは、私たちのすぐそばにも、たくさんあります。今回は、自然や動物がもつ“スゴイ”パワーをヒントに、未来のライフスタイルを考えてみました。

活動内容

自然がもつテクノロジーはスゴイ!

ものづくり日本会議 ネイチャー・テクノロジー研究会が主催する「2030年の『心豊かな』ライフスタイル第2回コンテスト」。本コンテストに先駆け、「コミュニケーションプラザ ドットDNP」にて同テーマについて親子で考えるワークショップが行われました。

最初にコンテストの審査委員長である東北大学 石田秀輝名誉教授が、自然界に存在する驚異のパワー、ネイチャー・テクノロジーについて説明してくれました。

先生が教えてくれる生き物のスゴイパワーの数々。湿気や換気をコントロールできるシロアリの巣や水だけで汚れがおちるカタツムリの殻など、先生の分かりやすい説明に子どもたちも真剣に聞き入っています。

次に、先生から配られたのは虫眼鏡とひっつきむし※! 虫眼鏡でよーく見ると、トゲの先端が“かぎ針”のように曲がっています。これで、人間や動物にひっついて遠くに運んでもらうことで、広範囲に子孫を残すことができるというのです。綿密に計算されたひっつきむしの戦略に、子どもたちもびっくりです。
※ひっつきむし(ひっつき虫 ひっつきもっつき)
動物の皮膚や衣類にカギ状の表皮でひっつく植物の種子の総称

じつはこうしたネイチャー・テクノロジーは、すでにいろいろな形で生活に活用されているのだとか。水をきれいに弾く蓮の葉からヒントを得てつくられた“濡れない布”など、実際に手にとって見られるものもあって、ネイチャー・テクノロジーのスゴさを、みんなで実感できました。

自然界の知恵をヒントに、自分なりの「未来の暮らしかた」を考えよう

ここからは、子どもたち自身が考える番です。自然がもつ智恵や力をヒントにわくわくするような未来のあたりまえを絵で表現してもらいます。親も子どももみんな真剣に黙々と絵を描いていました。

子どもたちが描く未来のライフスタイルは、どれも斬新で夢があるものばかり。「大きな木そのものを家にして、その中で暮らせば、雨の日も晴れの日も気持ちよく過ごせそう!」とか、「波が生み出すエネルギーを燃料に変えて、水の上を走るバス」なんていう、新しい乗り物も誕生しました。そしてどの未来にも、家族全員が仲良く暮らす姿が描かれていたのが印象的でした。

まとめ

「未来のあたりまえ」に必要なのは、自由な発想と自然の観察力

自然界に存在するネイチャー・テクノロジーから、より豊かなライフスタイルを考えようという今回のワークショップ。子どもたちが描いたそれぞれの「未来」は、水と緑に囲まれた暮らしがほとんど。そして身近な自然のなかにあるシステムを、斬新に取り入れたものが目立ちました。

「未来のあたりまえ」を考えていくにあたって大切なのは、今ある自然にしっかりと目を向け、観察すること。そしてそこにあるヒントを自由な発想をもって新しいシステムへと再構築していくことなのだと思います。
皆さんもぜひ身近にある自然から未来のあたりまえを探してみてください。

 

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