Project05Vol.22030年、すてきな暮らしのヒントは
“自然”のなか!?(表彰式編)

2030年の「心豊かなライフスタイル」コンテスト 表彰式

2014年7月24日更新

はじめに

16年後の未来は!? ワクワクする未来の暮らしの発案者が
勢ぞろい!

2014年6月27日、コミュニケーションプラザドットDNPで開催された『第2回 2030年の「心豊かなライフスタイル」コンテスト』の表彰式。

厳しい環境の中でも心豊かに暮らすためのアイデアを募った同コンテストには、国内外317作品もの応募がありました。その中から選ばれた大賞ほか各賞の受賞者たちが一堂に会するこの日、会場は開会前から超満員!急きょ座席が増やされるなど、始まる前から早くもすごい熱気です。

今回は、この表彰式の模様をレポートします。

活動内容

個性がキラリ!審査委員長も絶賛の全14作品、計17名のアイデアが表彰!

表彰式に先立ち、会場では東北大学名誉教授 石田秀輝先生と千歳科学技術大学教授 下村政嗣先生のシンポジウムが行われました。
その後審査委員長を務められた石田先生による総評後、大賞・優秀賞・審査委員長賞、そして10の協賛会社賞の受賞者が次々とステージで表彰されました。壇上に登る受賞者の方々は、みなさん晴れやかな笑顔。そして、受賞の気持ちと自分の思い描く未来について語りました。

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大賞に輝いたのは、満場一致で選出されたという『シニア・マイスター・ハウス「匠マルシェ」』を考案した中尾和正さん。
「働きながら暮らすことは、高齢者にとっても非常に生きがいのあること。若い人とともに、技を継承しながら、モノづくりを面白がる社会になればいいと思い、提案しました」とスピーチされました。

また、表彰式に参加できなかった受賞者の方からも、ビデオメッセージやコメントが到着。大きなスクリーンに喜びの表情が映し出され、温かい雰囲気に包まれました。

子どもたちの夢が、きっと「未来のあたりまえ」へと続くプロローグに

「DNP 未来のワクワク賞」は、子どもたちの毎日を楽しくし、「未来のあたりまえ」を作ることを目的とした賞です。老川 緑さん(千葉県松戸市、14歳)と宮地 有沙さん(東京都杉並区、12歳)のお二人が受賞となりました。

お二人の作品に共通するのは自然との繋がり。しかし、よくある「自然の中で生きたい」といったものではありません。この2作品は、「自然に生かされていることを知って、テクノロジーを通して自然をうまく活かし、その結果、人と人が繋がっている」というところが魅力で、そこが評価されたとのことです。

老川 緑さんが描いた「自然やいきものといっしょにくらす街」

作品のテーマは、自然やいきものと共に暮らす街。緑のカーテンに覆われた家の屋上には水田が広がり、お米や食物を収穫することができます。そこにあるのはセミの声が響く、どこか懐かしい日本の風景です。

表彰式では、「だんだん自然が少なくなっているから、2030年には自然がいっぱいになって生き物と一緒に暮らしていけたらいいなと思います」と老川さん。作品に込めた素直な思いが印象的でした。

審査委員長の石田先生は、「老川さんの作品はさらに犬が登場していますね。人と人、人と自然、そして人とペット、生き物まで、みんなが繋がっているところにワクワクしました」と講評されました。

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表彰式後にお話を伺うと、「ステージでは緊張しました。絵を描いている時間は楽しく、そのうえ受賞までできて、とても嬉しく思いました。2030年は木が増えて、たくさんの生き物が住めるきれいな街になってほしい。私は30歳だからお母さんになっていると思う!」とはにかみながらコメントしてくれました。

宮地 有沙さんが描いた「虹のできる家」

この作品が提案するのは、未来の子どもたちが気持ちのよい毎日を送れる生活。太陽光と水車を利用し、必要なだけの自家発電をする、人にも環境にもやさしい仕組みです。

表彰式では、「少しの工夫で楽しく明るい社会にすることを考えました」と宮地さん。緊張しながらもしっかりとした口調で、嬉しそうな表情を浮かべていました。

審査委員長の石田先生は、「最先端テクノロジーと水車のような昔ながらの技術が融合し、そしてそれが虹になる。自分たちが関与することによって繋がりを作っているのは、とても素敵なアイデア」と講評されました。

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表彰式後にお話を伺うと、「表彰式は、いろいろな方のアイデアが聞けて面白かったです。自然が好きなので、自然と触れ合える緑いっぱいの環境が増えてほしいと思い、楽しみながら作りました。2030年、環境問題がこれ以上深刻にならないといいなと思っています。」と笑顔で話してくれました。

まとめ

未来を夢見る子どもたちへ、心豊かなライフスタイルを贈るために

審査委員長の石田先生にお話を伺うと、「コンテストを通して、子どもたちの多くが家族一緒、お互いの顔が見える中で暮らしたい”という意見を持ち、そして笑顔で生活するためにはコンクリートではなく自然が必要ということが本能的にわかっていると感じました。この感覚を伸ばしていくためにも、“テクノロジーと自然エネルギーが持続して活かし合う”という概念を広めていく大切さを実感した」とのこと。

また、さまざまなアイデアがあった中、「DNP 未来のワクワク賞」を受賞した2名に共通して感じたのは、水と緑に囲まれて暮らしていきたいというシンプルで純粋な思いです。

その子どもたちが大人になっている2030年、自然とテクノロジーが共生した暮らしの中で、いきいきと働き、子育てができる社会にするために何ができるのかを、改めて考えるきっかけになったコンテストとなりました。

表彰式終了後は、審査員と受賞者全員で記念撮影。その後、笑い声のたえない懇親会が行なわれるなど、参加者全員が親睦を深め、大盛況のうちに幕を閉じました。

 

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