Project30大切にしてくれる誰かへ!モノのサイクルが生む未来型コミュニティ

がんばりすぎない ワーママ講座
「xChange(エクスチェンジ) × KURURi(くるり)」

2015年7月13日更新

はじめに

人から人へモノを受け継ぐ未来について考える

ファストファッションブランドの人気に象徴されるように、今や洋服は、季節や流行の変化に応じて、気軽に買い替えられるものに変わりつつあります。
一方で、「もったいない」が世界に通じる言葉となり、ゴミの削減や資源のリサイクルの推進が叫ばれるなど、人々の環境問題についての意識が高まっているのもまた事実。
着なくなった服は捨ててしまえばゴミですが、必要とする人がいれば、大切なモノとして生き続けられます。人の思いという「付加価値」を与えることで、人から人へ大切にモノを受け継ぐ未来について考えてみましょう。

活動内容

モノのやりとりを通して、思いも共有 つながりが生む新しいコミュニティ

家事と仕事の両立に悩む現代の働く女性に向けて、「暮らし方」「生き方」を伝えることで、「働く女性・ママの笑顔があふれる社会の実現」をめざすプロジェクト『がんばりすぎない ワーママ講座』が、2015年5月30日、コミュニケーションプラザ ドットDNPのイベントゾーンにて開催されました。「がんばりすぎない ワーママ講座」は、雑誌『CHANTO』と日本財団「ママの笑顔を増やすプロジェクト」、DNPの共同プロジェクト。
今回は育児をしながら働くママさん達に向けて、洋服交換会『xChange』の体験会が実施されました。

まずは今回の xChange のイベントを担当する平石さんから、 xChange について説明がありました。
xChange は、ファッションアイテムに特化した、誰でも参加・開催できるフリースタイルの物々交換会。今回はDNPが開発した、会員同士でモノの売り買いができるスマートフォン向けフリマアプリ『KURURi』のプレイベントとしての開催となります。

交換するアイテムには「エピソードタグ」をつけ、服への思い、取り扱いの注意、次に着てくれる人へのメッセージなどを自由に記入。エピソードタグを読みながら服を選ぶことで、前の持ち主と新しい持ち主との思いがつながるというものです。
人から人へモノを受け継ぐ循環型社会へのシフトを促す xChange と KURURi との未来への思いが重なり、今回の開催に至ったそうです。

そしてxChange体験がスタート!参加者たちは一斉に服が並べられている机に移動します。服を選ぶにあたり、一つひとつ熱心にエピソードタグを読んでいる姿が印象的でした。出品者のエピソードに思いをはせ、自分の思い出と重ねているのかもしれません。

両手にそれぞれ服を持ち鏡に向かって、どちらが似合うかチェック。思いのこもった服だけに、選ぶのも真剣です。
たくさんあった服が、みるみるうちになくなっていきました。参加者は皆さん、持ち寄ったのと同じだけの服と、それ以上の満足感を得られたようでした。

地球環境への意識とモノへの思いをシェア!

参加者の方に感想を伺いました。「着なくなった服は、フリーマーケットに出したり、知人にあげたり、リサイクルを心がけています。xChange は、『エピソードタグ』が新鮮ですね。コメントが丁寧にきちんと書かれていると、服のお手入れもきちんとされていたんだろうなと、安心できます。
スマホアプリでフリーマーケットに参加できることには興味があります。子どものおもちゃやベビーカーなど、かさばるものがスムーズにやりとりできたらいいですね」。

「フリーマーケットなどのイベントにはよく参加しますが、 xChange は初めて。モノを大切にすることで地球環境を守る、という観点に共感しています。
オークションだと、どうしてもお金のやりとりがメインになります。その点、 xChange は『意識づけ』のイベント。エピソードタグによって、その服を着ていた人が見えることも魅力です。大切に着なくては、と自然に思えますね」。

モノとの出会いは、人との出会い

xChange の平石さんにお話を伺いました。「今回は『ワーママ講座』と連動しての開催ということで、これまで xChange を知らなかった人がたくさん参加してくださり、新鮮な雰囲気でした。モノを通して、人と人をつなぐのが xChange の役割。人とのつながりを実感することこそ、人生の喜びであり、楽しみだと思うんです。エピソードタグによって、自分の次の人、そのまた次の人というように、他者に対する関心も広がります。他者を思いやる温かい社会づくりに貢献していきたいですね」。

KURURi の開発責任者であるDNPの水野さんにも、お話を聞きました。「DNPが提供するスマホアプリ KURURi の特徴は、『リクエスト』と『アピール』機能。 xChange のエピソードタグのような役割で、『こういうものが欲しい』と探している人に対して、直接『これがありますよ』と答えることができます。『いらないから処分する』のではなく、使わなくなったもの、大事にしていたものを『次の人に譲りたい』という考え方も、 xChange と共通しています」。

「今後は、スポーツをやっている方などをターゲットに、 KURURi を通してモノの売買をするだけでなく、同じ趣味を持つ方がモノを通して出会い、交流できるような場所にもしていきたいと考えています」。
※『DNP CtoC取引サービス KURURi』についてはこちらをご覧ください。

まとめ

「所有」から「共有」する未来へ

イベント参加者たちの楽しそうな表情からは、自分が使ったモノが、他の誰かに必要とされ、誰かの役に立てる喜びが伝わってきました。
xChange の「エピソードタグ」や、スマホアプリ KURURi の「リクエスト」「アピール」機能のように、モノについての紹介文やメッセージが付加されることによって、モノを介してコミュニケーションが生まれ、場所や体験も共有できる可能性を秘めています。
未来において「豊かさ」とは、モノをたくさん持っていることではなく、モノを共有できるつながりをたくさん持っていることなのかもしれません。

自分の大切なモノを次の人に。
趣味を諭しむ大人のためのフリマアプリ『KURURi』は下記のサイトでご確認いただけます。

KURURiホームページ

 

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