Project33旅がさらに楽しくなる! 地域がもっと好きになる!

スマートフォンを活用した「旅の“よりみち”アプリ YORIP(ヨリップ)」

2016年5月17日更新

はじめに

時代のニーズに合わせた八戸広域の観光誘客・情報発信を求めて

青森県・八戸広域では、旅行者の満足度を高めることでファンやリピーターになってもらうことを目指して、「食・体験・ふれあい」をテーマに観光資源の情報配信や商品開発を進めています。2015年は、「B-1グランプリ」が10年ぶりに青森県内での開催が決定、そして「日本青年会議所全国大会東北八戸大会」「全国朝市サミットin八戸」も開かれるなど大きなイベントが目白押しです。こうした観光振興・地域活性化に積極的な八戸広域が、DNPが提供する「旅の“よりみち”アプリ YORIP」を導入しました。YORIPを活用し、さらなる観光誘客・情報配信に取り組む活動を現地レポートします。

活動内容

欲しいのは想定外の感動に出会う旅のサポート

YORIPは、旅行前のプランニングはもちろんのこと旅行中の現地ならではの情報提供、さらには旅行後の思い出の共有までを組み合わせて、旅のサポートをしてくれるアプリです。DNPが独自に行った調査により「旅先での想定外の感動がファン・リピーターになりやすい」との仮説のもと、「想定外の感動に出会える能力(セレンディピティ)」を提供することを狙いとして考案されました。いわゆる観光スポットだけでなく、人や暮らし、文化を含め、そこに住んでいるからこそ感じる魅力を地元視点で紹介するもので、現在220スポット配信しています。まさに観光客と地域活性化に取り組む地域、双方が活用できるアプリとして企画されました。
今回、DNPの熊坂さんとパートナーの木村さんが、実際にYORIPを使って「YORIPのおすすめコース」を巡ってみました。

13:00
待ち合わせの八戸駅から車に乗り、YORIPのコースを設定し出発しました。1箇所目は、YORIPに導かれるまま五戸町のやきそば屋へ向かいました。アプリ内のマップを見ながら木村さんの案内でお店に到着し、木村さんもおすすめと言う焼きそばを注文。YORIP情報によると通称「ガリモリ」というらしいのですが、目の前でどんどんお皿に盛られメガ盛りになっていく姿を見て、納得!そして食べてみると、固めと柔らかめに焼いた二重構造の焼きそばで抜群の美味しさでした。「外観からはわからないお店のこだわりがYORIPで紹介できることに魅力を感じています。小皿に取り分けて、塩味と醤油味、二度楽しむのがおすすめです。ちなみに、地元の高校生にも人気で、野球部はソース味、サッカー部は塩味で食べるらしいですよ。(笑)」と、いう木村さんによる地域の面白ネタを聞きながら完食。さっそくYORIPを使ってクチコミを投稿しました。

14:30
次に、地元に愛されている煎餅屋さんが数軒あるということで行ってみることになり、お店を出て歩き出すと「よりみちしませんか?」とメッセージが届きました。既存のコースのほかに、GPS機能により近場のおすすめ情報が届くので、コースに追加したり変更したり、好みに合わせて楽しめるのがYORIPの醍醐味なのだそうです。案内に沿って“せんべい川喜商店”へ行くと、店内には大きな煎餅焼き機があり、お店のお母さんと話しながら買い物。お店を出ると木村さんは豆煎餅を手渡しながら「煎餅の塩味と豆の甘みの絶妙なバランスがいい!自然の中で歩きながら食べると美味しいですよ。」と、まるで大人の社会科見学のような時間を過ごしました。

18:30
その後YORIPのおすすめに沿ってコースを進み、地域の食を堪能しながら、最後に向かったのは八戸市中心街にある横丁でした。「八戸の中心街には横丁が8つあり沢山お店が連なっています。YORIPを見ながら、その日の気分に合わせて店選びができるのはいいですね」と木村さんに案内されながら、ハーモニカ横町にある“DA介”へ入りました。木村さんに「八戸らしい御通しがある」と紹介されて出てきたのは、煎餅をお皿にした鯖缶!その後も、八戸を代表するご当地グルメである八戸せんべい汁のDA介バージョンでモツ入りをいただき、煎餅のいろいろな顔を味わう食となりました。

観光客も地元の人へも!地域に愛される魅力を伝え続けるために

「八戸は横丁が人気ですが、朝も元気なのが特徴です。そこで、観光客に八戸らしい朝を体験してもらう企画をいくつか開催しています。その一つが“朝ぶろ”で、ホテルからタクシーで朝市と銭湯を巡って堪能してもらうツアーです。八戸では、いくつも朝市があり、日本最大級規模のものもあります。陸奥湊の魚菜市場では、刺身や魚介類、お惣菜だけでなく、その場で食べられるご飯と味噌汁も販売しています。好きな刺身を買って、好みの丼を作って食べるのがたまりません!また銭湯も多く、早朝からオープンしているのが特徴です。その朝市と朝ぶろの両方を体験してもらおうという取り組みです」と、木村さんは最近の企画について教えてくれました。

「それともう一つ、最近スタートした“朝ヨガ”という企画は、参加者100人を超える週もあるほど人気の企画で、手応えを感じています。毎週土曜日に種差海岸天然芝生地で、海のキラキラ、波の音、澄んだ空気を感じながらヨガをしようというもので、八戸らしい朝の過ごし方を提案しています」。このように、八戸観光コンベンション協会では、八戸広域の食・スポット・人の魅力を知り、実際に体験してもらう様々なイベントを行っています。

イベント企画や観光開発を通して八戸広域の魅力を発信し続けている木村さんは、「従来から八戸広域の最大の魅力だと感じている"地元に愛される場所"や"地元のあたたかい人たち"を伝えられるのが嬉しいです。YORIPは相手の知りたいタイミングで届けられるのが魅力です。地元ならではの企画をどんどん打ち出して相乗効果を狙いたいです」と期待を寄せていました。また、「まだスタートしたばかり。これからコンテンツも増やしながら、多くの方がYORIPに登録して何度も利用してもらえるようにPRしていきたいです」と、リピートして使ってもらえるかが重要だと考えていました。

木村さんの案内で旅を終えた熊坂さんは、「紹介できていない魅力がまだ溢れていることを実感しました。今後追加しプランを充実させていきたいです」と、まだコンテンツになっていないスポットとの出会いを振り返ります。課題が見つかりながらも、「YORIPを使って旅のルートを決め、そこで出会った地元の方との会話で情報を得ることで、さらに旅を楽しめることが確かめられました。また、行く先々で得た情報をコメント欄に書き込むことで、情報の輪が広がり次の旅人へ繋がっていくのがYORIPの最大の魅力。実際にコメント欄に書かれた内容を見ながら回るのが楽しかったです」と自身が考案したシステムの手応えと可能性も感じていました。

まとめ

ゲーム感覚の現代風な旅が地元ならではの魅力との出会いを繋ぐ

選択したコースに沿って旅を進めながら次々におすすめポイントの情報が送られてくる仕組みは、まるで指令をクリアしていくゲームのようで、ワクワク感と同時に達成感も得られ、旅がさらに充実したものになりました。「よりみちしませんか?」というメッセージが期待感を誘い、旅を盛り上げてくれたのです。観光客だけでなく八戸広域で暮らす人々も、時間制限などを設け旅気分で活用してみると、知っているようで知らなかった新たな魅力に出会えるのではないでしょうか。

近年、人口減少に伴い観光振興や地域活性化は全国共通の課題と言われ、多くの地域が地元の魅力を再発見し発信することを検討しながらまちづくりに取り組んでいます。DNPのYORIPが地域の繋ぎ役となることで、観光客と地元のファンが広がり、さらなる魅力との出会いの連鎖がはじまる可能性を感じました。

[関連情報]
第2回 外客対応・対策EXPO DNP 大日本印刷ブースのご案内

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YORIP

ニュースリリース|大日本印刷とDNPメディアクリエイト 「DNP旅の“よりみち”アプリ YORIP」で八戸広域8市町村の観光情報などを配信
http://www.dnp.co.jp/news/10111401_2482.html

ニュースリリース|「DNP旅の“よりみち”アプリ YORIP」でタウン情報紙「大江戸リビング」と連動した東京の街歩きコンテンツを配信
http://www.dnp.co.jp/news/10122444_2482.html

DNP 大日本印刷は、皆さまが暮らす地域の未来をよりよいものにするために、 地域の魅力づくりのお手伝いをしています。ぜひご相談ください。

 

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