Project41Vol.2デジタルファブリケーションをもっと身近に!

デジタルファブリケーションをもっと身近に!

2016年11月7日更新

はじめに

自分だけのオリジナルを生み出せるデジタルファブリケーション

3Dプリンターやレーザーカッター、真空成型機など、「デジタル工作機械」によるモノづくり「デジタルファブリケーション」が身近になってきています。例えば、誰かと同じものではない自分オリジナルのグッズがほしい、とか、スマートフォンなどの保護カバーが欲しいけれどちょうどいいサイズのものがない、といったニーズを満たす、“ちょっとしたモノづくり”を、このような機械は実現してくれます。

デジタルな領域での実用例はどんどん増えてきています。さらに近年ではファッションの領域での利用例も注目されています。今後の技術発展によって、さまざまな分野へと影響していくことが予想されます。

今回、「電飾コスプレ」というテーマを掲げ、デジファブ機器を活用した素材を用いて「光るネコ耳」をつくるワークショップを実施しました。ウェアラブルな電子工作の可能性を、コスプレというジャンルで広げていく、そんな取り組みを「ファブ女」が主催しました。

活動内容

ワークショップを通じて触れる「モノづくり」

今回のワークショップは、2016年10月22日~23日の2日間、「TechShop Tokyo」にて開催しました。制作したのは、今年のハロウィンで大活躍しそうな「加速度センサーで七色に輝くネコ耳」。

セメダインさん、技術サークルのテクノアルタさんに協賛・協力していただき、両日とも多くの参加者が集って、にぎやかなイベントとなりました。

DNP「ファブ女」の田ヶ原さんから、デジタルファブリケーションでのモノづくりについて簡単に説明していただいたあと、今回使用する電子回路の開発に大きく関わった、テクノアルタの小島さんにレクチャーをしていただきました。「デジタルファブリケーションとコスプレ」、「電飾コスプレ」についての話や、スマホアプリと連動してさまざまな光り方をする衣装「電飾天子」や、光る剣のデモンストレーションもあり、参加者の皆さんは興味津々。目を輝かせて聞き入っていました。

いよいよ、グループに分かれてワークショップがスタート。実際に材料を組み合わせて「ネコ耳」づくりに取りかかりました。これをつけて首をかしげると、加速度センサーが動作を認識して、ネコ耳の光の色が変わるという仕掛けです。制作過程で大活躍したのが、セメダインさんから提供していただいた、接着剤の「nu~no!」。針や糸を使わずに、布をしっかり接着できるという便利な製品です。

セメダインの手塚さんからは、「接着の基本」と題して、接着剤を上手に使うための選び方や、今回のワークショップで使用した接着剤の特徴などを教えていただきました。

接着剤についての知識を頭に入れたら、次はいよいよ特製回路の設置です。カチューシャとセンサーの基板を接着する際に使用するのは、瞬間接着剤「3000ハイスピード」。その瞬間接着ぶりには、参加者から驚きの声が上がりました。そして、加速度センサーと連携させたLEDテープをネコ耳に仕込んだら完成です。

最後に、作ったネコ耳を装着して全員で写真撮影。参加者の皆さん同士、話題が尽きることがありません。今までに自分が作ったオリジナルアイテムを教え合ったり、“デジファブ”を活かしたモノづくりについて語ったり。また、「長時間光らせ続けるにはどうすれば良いのか」と、直接小島さんに質問する参加者の姿も見られました。

まとめ

“デジファブ”モノづくりによる多彩な表現

今回のワークショップで初めてモノづくりに触れた方もいれば、もともとモノづくりを経験していて新たな知識を求めて来た方もいらっしゃいました。参加者の皆さんは初対面同士でしたので、初めのうちは緊張しつつも、作業を始めてからは会話が自然とはずみ、会場に笑顔があふれていました。

また、作業の傍ら、“自分はこういったものが欲しい”、“こんなものを作ってみた”、といったアイデア交換も、盛んに行われていました。新しいモノづくりとは、こういった刺激的なコミュニケーションから生み出されたアイデアを実現させるもの、ということを実感しました。

【イベント情報・お問合せ先】

※イベントは終了しました。

「ファブ女」では、さまざまなイベントを企画、運営したり、アイデアをカタチにする試作品づくりにチャレンジしています。
最新の活動情報や各種ご依頼は、以下よりお問い合わせください。

 

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