Project42Vol.2フォントでみらいのものづくり

フォントでみらいのものづくり Fon-Mono Project

2016年10月18日更新

活動内容

ワークショップ2日目:アイデアをカタチに!3D造形ワークショップを実施

フォントを活用して「器」のプロダクトデザインに挑む、第1回「Fon-Mono Project」。本プロジェクトは合計3回で構成され、15名のクリエイターが5チームに分かれ、チーム戦で進んでいきます。
その2日目となる3D造形ワークショップが、10月6日(木)、ケイズデザインラボで行われました。
1日目のアイデアを、ケイズデザインラボにて3Dデータ化。さらに3Dプリンターで出力し、実際にアイデアに触りながら、3Dデータを完成させていくワークに挑みました。

この日の流れは以下のとおり。

≪2016年10月6日 18:00-21:00 @ケイズデザインラボ≫
①導入 前回の振り返り
 ・DNP デジタルファブリケーションビジネス開発グループ 豊田洋平さん
②ケイズデザインラボ紹介
 ・ケイズデザインラボ 代表取締役 原 雄司さん
③3D造形ワークショップ
④クロージング

高速化するモノづくり

3Dプリンターや造形ツールは、最近誕生した新しい技術ではなく、一部のデザインの現場では長らく活用されてきました。しかし、それらを器用に活用している企業はまだ少なく、その可能性を引き出せずにいるのが現状です。
そんな中、ケイズデザインラボは3Dツールを活用したアイデア発想方法の確立に向けて、いち早く取り組んできた企業。同社代表の原さんはこう語ります。

「3D技術が発達することで、今、モノづくりに大きな変化が訪れようとしています。例えば3Dプリンターを活用すれば、これまで莫大な時間とコストを要していた試作品作りを、大幅に効率化することができます。それによってアイデアの検証の回数が増え、最終製品の精度を格段に高めることができます。私たちはこのような3D技術が持つ可能性を活かして『アナログとデジタルの融合で世界を変える』をスローガンに、新しいモノづくりの姿を示していきたいと考えています」。
プロジェクト2日目のワークは、恵比寿にあるケイズデザインラボの3Dスタジオで実施。3Dプリンターをはじめとした各種3D造形ツールが完備されています。今回の超高速モノづくりは、ケイズデザインラボの支援により実現可能になったのです。

3Dプリンターによる試作品をもとに、アイデアを検証。すぐにデータ化

いよいよ最後のチーム別ワーク。今回のワークで最終的なデザインを決めることとなり、各チームとも制限時間ぎりぎりまで白熱した議論を重ねました。そして、ケイズデザインラボの熟練した3Dモデラーがチームに1人ずつ付き、クリエイターのアイデアをその場でデザインに落とし込んでくれました。ここでは、一部のチームの作品と議論の様子を一部紹介します。

「秀英明朝が持つ日本人らしさをカタチにしたい」

秀英明朝を採用したBチーム。数あるフォントの中でもなぜ秀英明朝を採用したのでしょうか。
Bチームは株式会社キューのアートディレクター矢崎啓祐さん、CRUMU DESIGNのアートディレクター森澤光代さん、ジャムルクルー株式会社のグラフィックデザイナー佐野 瞳さんの3名で構成されています。

矢崎さんは言います。
「昔から、日本語って、ハライやハネなど、一つ一つのパーツがとても美しいと思っていました。文字だって、世界に誇る優れたプロダクトの一つだと思うんです。そんな日本語が持つ美しさやきめ細やかさを表現するには何がいいか、考えました。そして、モリサワのWebサイトにある、秀英明朝の説明を見ていて、“これだ!”と思いました。
秀英明朝はDNPが創業当時から改良を重ね続けてきたフォント。活版印刷時代の力強さを残しつつも、現代の文章表現に使いやすいようアップデートを続けてきたということで、いわば、日本人のモノづくりに対する歴史がそのまま表れたフォントだと思いました。そんな秀英明朝を活用すれば、世界の誰もが美しいと思える『食器』を創ることができるのではないかと考えました」。

Bチームは、フォントが持つデザイン性だけではなく、その歴史的背景までくみ取ることで、今回のアイデアに行きついたようです。果たして最終発表ではどのようなデザインになっているのか、注目です。

いよいよ最終日のプレゼンテーション大会へ!

あっという間に過ぎていったFon-Mono Projectも、残すところあと1日。最終日は、いよいよ各チームのアイデアを披露するプレゼンテーション大会です。

2016年10月18日、東京・市谷のDNPプラザで実施したプレゼンテーション大会で、5チームの中から最優秀賞が決定。特別審査員の澄川伸一さんにもご来場いただき、澄川さんと、ケイズデザインラボ代表の原さん、secca代表の上町さんによるトークセッションも行われました。

各チームのアイデアと結果報告、トークセッションの様子などについては Vol.3で公開します。ぜひチェックしてください!

 

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